2006年 05月 31日
過去現在未来
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5月が終わる。
毎日毎日時間は同じ様に過ぎているはずなのだが最近1日がやたらに長い。
少し前までは1日がもう24時間あればいいのにと思ったりしたものだが、今は逆。
一秒でも早く今日という日に過ぎ去って欲しい。
時間が苦痛でさえある。
僕はGILLCOVERの全楽曲の詞を書いている。曲も殆ど僕が書いているが、特に詞だけは特別な理由が無い限り自分で書いていきたいと思ってきた。それは、心にも無い言葉は口にしたくないからだ。それは歌詞を書き始めた頃から今でも変わらない。
最近、ふと思い、僕が書いた詞を読み返してみると2つの事に気付いた。一つ目は、書いた当時の想いが全く思い出せないという事。僕はどんな感情でこの歌詞を書いたのだろうと記憶を辿ってみるのだが、その場面に到達しても何故そこでこの言葉を選んだのかが思い出せない。が、それは大して不思議な事ではない。僕はこれまでその時その時の感情や出来事、想いをリアルタイムな僕なりの言葉で表現してきた。そして、時間の経過と共にその歌詞への強い思い入れが薄れた時、僕の歌は過去になり、また新しい気持ちで次なる歌詞を書いてきたのだから。
問題はもう一つの発見。それは、これまで書いた全ての歌詞が今頃になって、妙にリアルに感じられ全ての歌詞に時間を超えて心が共鳴しているという事。これまでこんな事は無かったのだが、この場で書いているかの様に今この瞬間の気持ちに過去の歌詞の全てがリンクしているのだ。これが不思議で仕方ない。年を重ねあきらかに考え方が変わっているはずなのに遠い昔の自分に感情を揺さぶられているのだ。
過ぎ去ったはずの感情の全てが今僕の中に存在しているという事なのだろうか?
もしかすると僕は今この瞬間の僕に何かを気付かせる為に歌を書いてきたのかもしれない。今、この感情に立つという事を遠い過去から知っていて...。
遠い昔の僕へ。
ありがとう、僕はきっと大丈夫です。遠い未来も、もっと遠い未来もきっと。
ただもっと早く気付いていればこんな気持ちにはならなかっただろうな。
BGM:蜘蛛のうた/Gillcover & the monkey
毎日毎日時間は同じ様に過ぎているはずなのだが最近1日がやたらに長い。
少し前までは1日がもう24時間あればいいのにと思ったりしたものだが、今は逆。
一秒でも早く今日という日に過ぎ去って欲しい。
時間が苦痛でさえある。
僕はGILLCOVERの全楽曲の詞を書いている。曲も殆ど僕が書いているが、特に詞だけは特別な理由が無い限り自分で書いていきたいと思ってきた。それは、心にも無い言葉は口にしたくないからだ。それは歌詞を書き始めた頃から今でも変わらない。
最近、ふと思い、僕が書いた詞を読み返してみると2つの事に気付いた。一つ目は、書いた当時の想いが全く思い出せないという事。僕はどんな感情でこの歌詞を書いたのだろうと記憶を辿ってみるのだが、その場面に到達しても何故そこでこの言葉を選んだのかが思い出せない。が、それは大して不思議な事ではない。僕はこれまでその時その時の感情や出来事、想いをリアルタイムな僕なりの言葉で表現してきた。そして、時間の経過と共にその歌詞への強い思い入れが薄れた時、僕の歌は過去になり、また新しい気持ちで次なる歌詞を書いてきたのだから。
問題はもう一つの発見。それは、これまで書いた全ての歌詞が今頃になって、妙にリアルに感じられ全ての歌詞に時間を超えて心が共鳴しているという事。これまでこんな事は無かったのだが、この場で書いているかの様に今この瞬間の気持ちに過去の歌詞の全てがリンクしているのだ。これが不思議で仕方ない。年を重ねあきらかに考え方が変わっているはずなのに遠い昔の自分に感情を揺さぶられているのだ。
過ぎ去ったはずの感情の全てが今僕の中に存在しているという事なのだろうか?
もしかすると僕は今この瞬間の僕に何かを気付かせる為に歌を書いてきたのかもしれない。今、この感情に立つという事を遠い過去から知っていて...。
遠い昔の僕へ。
ありがとう、僕はきっと大丈夫です。遠い未来も、もっと遠い未来もきっと。
ただもっと早く気付いていればこんな気持ちにはならなかっただろうな。
BGM:蜘蛛のうた/Gillcover & the monkey
by gillcover
| 2006-05-31 19:22
| 2006年の男泣き